マリー・ラフォレが亡くなったので、以前蒲田のビデオ屋で買ったビデオを見る。
1960年の作品で、夏のバカンスの時期に、パリの若者ジャンピェールが、幼馴染のマリアンヌ(マリー・ラフォレ)を誘って車でサントロペに行く。
その避暑地で起きるひと夏のできごとで、劇的には大したことはおきない。
随分前に、深夜に日本テレビで見たこともあるが、ドラマ的には驚くことは起きない。
最後、二人は結ばれることが示唆されておわるが、それは結構幸福な気分である。
この映画は、作品的には大してことはないが、日本映画には大きな影響を与えている。
今年亡くなられた監督降旗康男のデビュー作『非行少女ヨーコ』は、新宿の不良少年少女を描いた映画で、高倉健の座付監督となった降旗からは想像できない前衛的な作品だった。
このラストで、洋子は、サントロペに行くのである。ただし、横浜から貨物船でというのが泣けるが。
また、この『赤と青のブルース』の筋書が弱くてとりとめのない感じは、日活の監督藤田敏八の作風にも大きく影響していると私は思う。
1960年の作品で、夏のバカンスの時期に、パリの若者ジャンピェールが、幼馴染のマリアンヌ(マリー・ラフォレ)を誘って車でサントロペに行く。
その避暑地で起きるひと夏のできごとで、劇的には大したことはおきない。
随分前に、深夜に日本テレビで見たこともあるが、ドラマ的には驚くことは起きない。
最後、二人は結ばれることが示唆されておわるが、それは結構幸福な気分である。
この映画は、作品的には大してことはないが、日本映画には大きな影響を与えている。
今年亡くなられた監督降旗康男のデビュー作『非行少女ヨーコ』は、新宿の不良少年少女を描いた映画で、高倉健の座付監督となった降旗からは想像できない前衛的な作品だった。
このラストで、洋子は、サントロペに行くのである。ただし、横浜から貨物船でというのが泣けるが。
また、この『赤と青のブルース』の筋書が弱くてとりとめのない感じは、日活の監督藤田敏八の作風にも大きく影響していると私は思う。