野田邦弘君が、文化庁の委員を辞職したそうだ。いつもの「売名」との声もあるが、これは正しいと思う。
野田君とは、彼が横浜市の教育委員会にいるころからの知合いで、彼が「アートウェーブ」をやった時は、いろいろと勝手なことを言った代わりに、私が「ウォーマッド横浜」を企画した時も、いろいろと意見をいただいた。
今回のあいちトリエンナーレへの文化庁の補助金交付を不交付にしたのはおかしいと思う。
「表現の不自由展」を問題とするにしても、その実施予算部分を全体予算と案分比例して補助金を減らすのなら一応理解できるが。
現在の萩生田光一文部科学大臣の思想から見れば、これは思想的検閲であることは明らかである。
トリエンナーレ補助金の審査委員が辞意「審査意味ない」:朝日新聞デジタル