夕方、野毛で友人と飲み、雷雨が上がったすきをついて家に戻りテレビを見ると、どこかで見た男が出ている。
映画研究会で同期だった金子裕さんである。頭を剃っていて風貌が変わっている。
「ルパン三世」や「オバケのQ太郎」などの脚本を手がけた伊勢原市在住の男性が、自身が所蔵する台本など300点あまりを伊勢原市に寄贈しました。
伊勢原市在住の元脚本家、金子裕さんは、自身が手がけたアニメの台本など322点を伊勢原市に寄贈し、高山松太郎市長から礼状が贈られました。
金子さんは1972年に「巨人の星」でデビュー、「オバケのQ太郎」やテレビドラマ「太陽にほえろ!」などおよそ1000もの脚本を手がけてきました。
いまは現役を退いた金子さんですが、伊勢原市の要請でシナリオ講座の講師を務めたことから今回の寄贈が実現。
「できれば実際の映像とシナリオを見比べてもらえれば面白いと思う」と語っていました。
今回贈られた台本などは伊勢原市の市立図書館で公開されるということです。
非常に良いことであり、また彼と飲む話題が一つできた。
おめでとう、金子さん。