午後、河北直治さんから呼びかけのあった引地川観桜会に行く。
引地川は、藤沢市を南北に流れる川で、ほぼ真ん中あたりに親水公園があり、川の両側に桜が植えられている。
朝は、雨が心配されたが昼には完全になくなり、午後には晴れて日の光も指すほどだった。
実はバスのための集合時間に遅れたので、藤沢駅から伊東さんとタクシーで向かう。
すでに河北さんと長瀬さんが来ていて、まずはビールで乾杯。
河北さんは、大変な用意で、PCで『わが恋の旅路』を見ながら、おでんを食べる。一切化学調味料を使っていない魚出汁のおでんなので、いくら食べても味が飽きない。
ビールからワイン、そして日本酒と進む。
ふと、周囲の桜を見ると、来たときは3分咲きくらいだったのが、気が付くと5分咲き以上に開いている。
「桜の花の開花は非常に速いのだな」と初めて知った。
夕方、バスで藤沢に戻り、横浜を経て、桜木町に行く。
大学時代の映画研究会の同期生で、日活の契約助監督を経て、テレビのアニメーションや刑事ドラマのシナリオを書いていた金子裕君と会うためである。