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Channel: 指田文夫の「さすらい日乗」
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まだ、江戸時代なのか 磯崎補佐官発言

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磯崎という首相補佐官の「法的安定性」の発言が問題になっているが、この人は本来的に「人治主義」なのではないかと思った。

東大法学部出の高級官僚の中には、こうした「偉い人」がいるようだ。

私ではないが、国際室の課長が、某国に行き、そこの領事にお会いした時、彼から数年前に横浜市に行った時の不満をさんざ言われたとのこと。

それは、横浜市に、ある日突然外務省の人間から「横浜市に今日行くので、市長に会いたい」との電話があった。

当日のことで、市長の日程が取れないので、部長級である国際室長がお会いした。

そのことを彼は、ずっと長年にわたって記憶していたのである。そして、こう言ったという。

「横浜の下僚に会った、非常に失礼な対応をされた」と。

下僚などという言葉があったと私も初めて聞いたが、国のお偉い方は、地方の下々の役人などは、ゴミのように思っているようだ。

では、普通の国民は、ゴミ以下ということになるのだろうか。

磯崎なる人の心には、野党以下、非自民の人間は、ゴミだという感じがあるように見える。

人治主義にあっては、法治主義や立憲主義は正反対なのだからである。

本当に偉い人なのだろうなあと思った。


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