昨日、安藤忠雄の記者会見を見ていて、この言葉を思いだした。
横浜の港湾局にいた時、局長の小林さんがよく言って言葉である。
「建築家は技術屋ではなく、芸術家だからなあ・・・」
時として、建築物のデザインなどのことが出ると、こう言って自分たちのような土木屋とはまったく違う人間だと言っていた。
当時は、よく分からなかったが、昨日の安藤忠雄の記者会見を見ていると、彼は技術屋ではなく、「芸術家、あるいは芸術家を目指している人間だ」と思った。
予算が倍以上にも膨れたことについては、「自分も聞きたい」とはよく言ったものである。