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Channel: 指田文夫の「さすらい日乗」
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久しぶりに神宮球場に行く

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一昨日は、阪神とオリックスの交流戦を見ていて、1-15とあまりにひどい負け方で、昨日は「もうテレビで見るのはよそう」と神宮球場に行く。

全国大学野球選手権が行われていて、決勝戦で、東京6大学リーグの早稲田大学と東京新大学リーグの流通経済大だとある。愛校心はまったくないが、今の早稲田がどの程度の力なのかも見ておこうと思い、神宮に行く。

ここに来るのも随分と昔のことで、ある女性とお見合いをした時だった。ホテルで会った後、行くところもないので、神宮球場に来た。

大学野球の日米選手権が行われていて、巨人の監督・原が4番、元阪神の監督・岡田が3番だった。

「原の長打力は凄いが、岡田の方が的確性では上だな」と思ったが、プロでもその通りになった。

さて、行くとすでにゲームは開始されていて、先行の早稲田が、1,2塁からのヒットで1点を上げたところだった。

だが、早稲田の投手小島も、そう凄い投手ではなく、流通経済大にその裏に2点を入れられ、3回にも点が入り、1-3で続き、このまま流通大が優勝なのかなと思う。

1塁側の流通大の応援は非常に盛り上がっていて、早稲田は3回で左腕の小島を諦めて、アンダースローの投手、さらに左腕の大竹に代えて防戦一方だった。

「早稲田と言って偉そうにするなよ!」と言う感じで、1塁側は非常に大騒ぎしていて、女性のチアガールも、早稲田側より人数も多くて頑張っていた。

だが、7回表、早稲田は2死、1、2塁で、打者は3番の茂木になる。今や、早稲田で第一のスターらしく、応援も盛り上がると、ライト前ヒットで、1点差になる。

次の4番が売った1塁線の打球が少し跳ねてを1塁手が取り損ね、ライトに飛ぶ間にランナー全員が戻って来て6対3と逆転。

その後、流通経済大の1塁手が、2ランホームランを打ったが、早稲田にも2ラン打が出て、8-5で早稲田の勝ちで、優勝になる。

だが、流通代の生田目翼(なまだめ つばさ)投手は、かなりいい投手で、プロでも通用するように見えた。

表彰式では、最優秀と首位打者は、早稲田の茂木になる。彼は横浜の出身で桐蔭学園高校、茂木栄五郎という古臭い名前が良い。

 

               

 

阪神のドラフト1位で、「名前だけで取った」と言われた源五郎丸以来ではないだろうか。

三塁手に悩んでいる阪神に是非入って欲しい選手で、鳥谷との早稲田コンビの三遊間か。

さて、今日出た2本のホームランだが、昔の神宮球場では、ただの外野フライである。

最近の野球ファンは知らないだろうが、神宮球場は、プロが使用するようになり、観客席を増やすのと、ホームランを出やすくするために、外野のフェンスを5メートルくらい前に出してしまったのである。

外野席を良く見ると、中段で別れていて、きちんとした席があるが、そこまでが昔の外野フェンスなのである。

以前は、日本でも広い方の球場だったが、今では最も狭い球場になっているのである。

阪神は、昨日も1-10とオリックスにボロ負けしたようだが、これはセンターに続けて柴田という、第1戦の「敗戦外野手」を使い続けた監督和田の責任だと私は思う。

要は、平凡なセンター前ヒットを取り損ねて、2塁ランナーの生還を許してサヨナラ負けした「敗戦外野手」の柴田を2戦、3戦でも先発で使ったが、やはり勝負では信賞必罰で行くべきだったのである。

 

 

 


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