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Channel: 指田文夫の「さすらい日乗」
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行きは大変、帰りはもっと大変だった

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金曜日に、主催者の田中勝則さんから土曜日のイベントのメールが来ていて、天気が非常に良かったので、中村とうようさんのムサビでの『ポピュラー音楽の世紀』の関連イベント「世界の蓄音機」に行くことにする。

 

                    

 

前に、とうようさんが亡くなられた時の展示会の際は、国分寺駅からバスで行ったので、今度は東急線・副都心線・西武線で行くことにする。

乗っていて途中で、「鷹の台駅は池袋線ではないのでは」と思い、池袋駅で、改札の職員に経路を聞く。

すると西武池袋線で所沢駅で新宿線に乗り換え、さらに国分寺線に乗り換えれば鷹の台に行けることが分かる。

やたらに西武鉄道を勧めているので、「何なんだ」と思うが、西武線で行った方が安いとのこと。

鷹の台駅に着き、駅員にバスを聞くがよく分からず、公園を散歩していた老夫婦に聞くと「バスはないのでは」と言う。

あっても本数は少ないので歩いて行くことにする。女学生がどんどん来るので道は間違いないが、暑くて熱中症になりそうだったが、約30分遅れで会場に入ることができた。

                       

 

今日は、田中さんと蓄音機博士と言われるマック・杉崎さんで、SPの蓄音機でのコンサート。

もちろん、クレデンサで、音量も凄く、ボーカルは言葉がはっきりと分かるのは蓄音機の特徴である。

杉崎さんがご趣味の初期のカントリーで、田中さんは世界中の音楽で、丁度アメリカの歌手ビル・マレーの曲だった。

杉崎さんの初期カントリーでは、カーター・ファミリー、ジミー・ロジャースだが、どちらも極めて黒人音楽色が強い。

田中さんのものでは、初期のハワイアン盤が一番印象に残った。これが全くハワイアン的ではなく、西アフリカのシエラ・レオーネのパームワイン・ミュージックそっくりなのだ。

最後は、中村とうようさんの映像出演でスーザ・バンドの『ラ・パロマ』

 

バスで国分寺に行き軽く飲んで駅に向かうと、駅への歩道橋の両脇に張ってあるネットが揺れ、子供が一人倒れる、地震だった。

ともかく中央線に乗るが、吉祥寺でストップなので、井の頭線で渋谷に出て、東横線と横浜市営地下鉄で12時近くに吉野町に戻る。

地震の時は、地下鉄は強いので、これなら国分寺から国分寺線、新宿線で所沢から西武池袋線、副都心線で戻れば良かったかなと思った。

行きもいろいろあったが、帰りはもっと大変な一日だった。

 

 


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