前に、小津安二郎の映画『東京暮色』で、有馬稲子が自殺のような踏切事故を起こす場所は、どこで撮影されたのかと書いた。
その後、ネットで調べるとすぐに分かった。
それは、大船駅から鎌倉よりに少し行った横須賀線の高架だった。
映像のとおり、上を線路が走り、下にも線路がある。
それは、国鉄の大船工場に行く引込線で、それの踏切もある。
現在、工場はなくなったようだが、留置線への引込線として使用されているようだ。
大船には根岸線の他、湘南新宿ラインなども留置されているので、そのための線として使われているようだ。
だから、その道路の右側に藤原釜足がやっている中華料理屋・珍々軒の外側だけのセットを建てて撮影したのだ。
随分と撮影所から近い場所でロケしたものだが、小津安二郎や成瀬巳喜男は、基本的にはスタジオの外へ出てロケーションすることが好きではなかったので、近場で済ませたのだろうと思う。
だが、あの相生荘や珍々軒のある地域は、多分鶴見か川崎あたりの設定だと私は思う。
その後、ネットで調べるとすぐに分かった。
それは、大船駅から鎌倉よりに少し行った横須賀線の高架だった。
映像のとおり、上を線路が走り、下にも線路がある。
それは、国鉄の大船工場に行く引込線で、それの踏切もある。
現在、工場はなくなったようだが、留置線への引込線として使用されているようだ。
大船には根岸線の他、湘南新宿ラインなども留置されているので、そのための線として使われているようだ。
だから、その道路の右側に藤原釜足がやっている中華料理屋・珍々軒の外側だけのセットを建てて撮影したのだ。
随分と撮影所から近い場所でロケしたものだが、小津安二郎や成瀬巳喜男は、基本的にはスタジオの外へ出てロケーションすることが好きではなかったので、近場で済ませたのだろうと思う。
だが、あの相生荘や珍々軒のある地域は、多分鶴見か川崎あたりの設定だと私は思う。