今日の東京新聞の朝刊に、中華料理屋に行くとある、台がくるくると廻る回転式の円卓は、中国産のものではなく、日本発のものであることが出ていた。
横浜市にいた時、私は仕事で中国に5回行き、上海、広州、桂林、杭州、北京、さらに香港にも行ったことがあるが、あれはどこにもなかった。
すくなくとも20年くらい前には。
記事によれが、1932年頃、目黒雅叙園で使い始めたのが最初ではないかとのこと。
では、中国では、どのようにするのか。
それは、その宴席に招待した側、もてなす側の者が、被招待者に対して料理を箸で取ってあげるのである。
なんとも中国らしいやり方だと思う。
だから、市川崑の名作『細雪』で、神戸の中国料理屋での、吉永小百合と小坂一也との見合いの席のテーブルが、この回転式になっているのは、時代考証からいうとおかしい野である。
目黒雅叙園が使い始めたのが、昭和7年くらいなのだから、まだ同時期の関西にまでは普及していなかったはずだからだ。
いつもあの作品を見るたびに、これはおかしいのでは思っていたことは正しかったのだ。
横浜市にいた時、私は仕事で中国に5回行き、上海、広州、桂林、杭州、北京、さらに香港にも行ったことがあるが、あれはどこにもなかった。
すくなくとも20年くらい前には。
記事によれが、1932年頃、目黒雅叙園で使い始めたのが最初ではないかとのこと。
では、中国では、どのようにするのか。
それは、その宴席に招待した側、もてなす側の者が、被招待者に対して料理を箸で取ってあげるのである。
なんとも中国らしいやり方だと思う。
だから、市川崑の名作『細雪』で、神戸の中国料理屋での、吉永小百合と小坂一也との見合いの席のテーブルが、この回転式になっているのは、時代考証からいうとおかしい野である。
目黒雅叙園が使い始めたのが、昭和7年くらいなのだから、まだ同時期の関西にまでは普及していなかったはずだからだ。
いつもあの作品を見るたびに、これはおかしいのでは思っていたことは正しかったのだ。