松竹映画の指導者だった城戸四郎は、映画のシナリオが大好きで、自分でも書いた他、他人が書いたものを読むのも好きだった。
だから、松竹で作られる映画のシナリオは、必ず彼が読んだ。
その時、ライターに言う言葉が、
「このシナリオはなんだ、一言で言え」だった。
「一言で言えない話など、大したことない、メロドラマか、アクションか、復讐劇か、時代劇か」等一言で言え、なのだそうだ。
毎日、ユーチューブを見ていると、コマーシャルが入ってくる。
仕方ないとは思うが、中には非常に長いのがあり、3分以上のものもある。
一言で、宣伝できないのなど、無意味だと思ってしまう。
せいぜい30秒が限界だと私は思うのだ。