先週、地方の選挙が行われたが、投票率は、40%代で、国政選挙よりもさらに低いのだった。
国も地方もその選挙の投票率が低いのは、結局、国民、市民が現状に満足しているからだろうか。
さらに、問題だと思うのは、国よりも市町村や都道府県等の地方自治体の選挙の投票率が低いことである。
これは、市よりも県、県よりも国が偉いと国民が思っているからだと思う。
本当は、偉い、偉くないはなく、むしろ市民の生活等については、地方の方が関係が深いのにと思う。
これは、日本人にある「事大主義」から来ているのではないか、と思う。
その意味で、私はドラマの『水戸黄門』が大嫌いであり、最後に印籠を見せて、
「この方をどなたと思う」
として、すべてが決まってしまう劇には、私は大反対なのである。