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Channel: 指田文夫の「さすらい日乗」
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落選した2人の6期目の市会議員

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昨日、横浜市会議員の選挙があり、現在6期目の議員2人が落ちた。

                    

南区の荒木由美子議員と緑区の今野典人議員で、共に6期目だった。

横浜市南区で、日本共産党の議員がいなくなるのは、50年ぶりくらいだと思う。

1972年に私が横浜市会事務局に入った時、南区からは中島さんという共産党の議員がいて、共産党の5人の市会議員団の団長だった。

この人は、かなりの理論家に見えたが、ある時酒に酔って駅でケガをして負傷した。

それが理由で、議員を辞めさせられたという話だった。

次は、竹田礼一という伯父さんで、党内では「タケダ・クール」とあだ名されていたそうだ。理由は、やや童顔に見えたので、「レイボウ」からクールと呼ばれていたそうで、共産党にも駄洒落好きがいるのかと思ったものだ。

クールの次は、新日本婦人の会会長の内堀八重子さんというおばさんで、

それを継いだのが荒木議員で、彼女の父親は映画製作関係者とあり、調べると映画のスチールカメラマンだったようだ。

さて、このように横浜市で、共産党の「牙城」とも言うべき南区で落選したのは、党にとっては衝撃だろうが、6期というのは長すぎたと私は思うのだ。

それに年齢的にも、南区の候補者の中では最高齢の一人になっていたのだ。

さて、緑区の立憲民主党の今野議員も、今回落選したが、同党の同区では新人の女性議員が当選したので、党勢からみれば同じである。

全体として、若手、女性が当選している。また、問題の維新の会の当選者だが、元というのが多い。

これは、やはり自民党から出られない人が、維新から出るということで、前にも書いたが、第二保守の限界の一つを表すものだと思う。

今後、そうは増えないと私は思うのだ。

磯子では、昨年の横浜市長選に出られて議員を辞職された太田正孝先生が出て、見事当選されたが、4位だった。

太田先生も、自民党から出られない保守派の一人であることは有名なので、ここには書かない。


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