巨人のエースだった堀内は、現役引退後、解説者をやっていたことがある。
その時、彼は巨人の現役中は、「セ・リーグ審判は、みな反巨人で、自分たちは不利な判定をされている」と思っていたと言った。
普通のファンから見れば、驚くべき発言である。
巨人の全盛時代、「長嶋ボール、王ボール」があったのは誰でも感じていたことだったのにと思う。
当時は、審判は、元選手だった人も多く、王者巨人への遠慮もあり、巨人びいきはあったと私たちは、常に感じていた。
だが、当の巨人軍の選手は、逆に審判は、反巨人的立場だったと思い込んでいたようだ。
これは非常に驚くことだが、世の中にはよくあることである。
たとえば、現在の安倍晋三政権は、「一強他弱」で、強権的だが、彼らの方から見れば、むしろ敵ばかりで、常に攻撃を受けているとの被害者意識の政権であるかもしれないのだ。
そうした目で、現政権のおかしなところを見る必要があると思うのだ。
その時、彼は巨人の現役中は、「セ・リーグ審判は、みな反巨人で、自分たちは不利な判定をされている」と思っていたと言った。
普通のファンから見れば、驚くべき発言である。
巨人の全盛時代、「長嶋ボール、王ボール」があったのは誰でも感じていたことだったのにと思う。
当時は、審判は、元選手だった人も多く、王者巨人への遠慮もあり、巨人びいきはあったと私たちは、常に感じていた。
だが、当の巨人軍の選手は、逆に審判は、反巨人的立場だったと思い込んでいたようだ。
これは非常に驚くことだが、世の中にはよくあることである。
たとえば、現在の安倍晋三政権は、「一強他弱」で、強権的だが、彼らの方から見れば、むしろ敵ばかりで、常に攻撃を受けているとの被害者意識の政権であるかもしれないのだ。
そうした目で、現政権のおかしなところを見る必要があると思うのだ。