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Channel: 指田文夫の「さすらい日乗」
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森田健が出ていた

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八千草薫の追悼で『阿修羅のごとく』の2回目を見る。
向田邦子の名作の一つで、加藤治子、八千草薫、いしだあゆみ、風吹ジュンの4姉妹の話である。
この日は、新聞の投書で、「3姉妹」と書かれて、「自分は除者にされた」と思い込んだ風吹が、八千草の家に電話して来るところから始まる。
八千草の夫は、緒方拳、加藤は活花の師匠だが、料亭の主人の菅原謙二と伊豆の旅館で一夜を過ごしてきた朝で、菅原の妻は、同じ大映の三条美紀。
図書館司書のいしだは、自分が依頼した、姉妹の父親佐分利信の素行調査で、調査員の宇崎竜童から最後の方でプロポーズされる。
佐分利は、妻の大路三千緒に隠れて、女八木昌子との間に小学生の男の子を持っている。
風吹は、喫茶店のウエイトレスで、恋人の深水三章はボクサーで、試合のシーンがあった。
撃ち合いは結構きちんとやっていて、初め深水が優勢だったが、次第に劣勢になる。
この時、レフリーは、森田健だった。
私も、昔はボクシングが好きで、テレビで放映されるゲームはほとんど見ていた。
フェザー級の金沢和良というのが大のお気に入りだった。
そして、レフリーでは、森田さんが一番好きだった。

この問題の投書は、たぶん母がしたのではないかというところで終わる。
さて、このドラマでも、多くの俳優が亡くなられている。
佐分利信、加藤治子、八千草薫、緒方拳、深水三章、そして八木昌子。
驚くことに、大路さんはご健在で、100歳を越えたとのこと。
また、森田さんも、ご健在とのことで喜びにたえない。



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