最近、テレビのワイドショーを見ていると、元県警刑事というのが出てくる。
元警察関係者の再就職先にテレビがなっているわけだ。
勿論、警察関係者も、退職後「2000万円の資産不足」があるわけで、再就職は仕方ないだろう。
だが、警察関係の再就職先として一番多いのは、言うまでもなくパチンコ屋である。
以前、区役所で保護司の審査会に出た時、候補になっていた方は、元警察の方で、現職はなんとか興業になっていて、パチンコ屋だった。
パチンコ産業は、日本で大きな産業なので、多くの映画に出て来て、意外にも小津安二郎作品にある。
中で興味深いのは、豊田四郎監督の『甘い汗』で、主人公の京マチ子をだまして、朝鮮人の靴屋山茶花究の店をパチンコ屋にしてしまうのは、元船員で今はヤクザになっている佐田啓二である。
彼は、その店を市原悦子にやらせるのだ。
佐田と市原という普通は善人役が悪役で、いつもは悪人の山茶花究が朝鮮人で善人と言うのは、豊田四郎らしい皮肉である。
元警察関係者の再就職先にテレビがなっているわけだ。
勿論、警察関係者も、退職後「2000万円の資産不足」があるわけで、再就職は仕方ないだろう。
だが、警察関係の再就職先として一番多いのは、言うまでもなくパチンコ屋である。
以前、区役所で保護司の審査会に出た時、候補になっていた方は、元警察の方で、現職はなんとか興業になっていて、パチンコ屋だった。
パチンコ産業は、日本で大きな産業なので、多くの映画に出て来て、意外にも小津安二郎作品にある。
中で興味深いのは、豊田四郎監督の『甘い汗』で、主人公の京マチ子をだまして、朝鮮人の靴屋山茶花究の店をパチンコ屋にしてしまうのは、元船員で今はヤクザになっている佐田啓二である。
彼は、その店を市原悦子にやらせるのだ。
佐田と市原という普通は善人役が悪役で、いつもは悪人の山茶花究が朝鮮人で善人と言うのは、豊田四郎らしい皮肉である。