全国小津安二郎ネットワークが終わり、懇親会に入ったところで、すぐに会場を出てタクシーで両国の江戸東京博物館に行く。
7時少し前で、やっとホールの入り口にたどり着くと、保利透さん、塚田敬幸さん、片岡一郎さんなどが、受付の撤収をしているところだった。
大盛況だったそうで、450人の会場に半分以上埋まったとのこと。
小針侑起さんの新著『あゝ浅草オペラ』も60冊売れた、とえにし書房の塚田さんが「販売の新記録で、やはりイベントをやらないと売れないな」という。
二次会に行くと、出演者たちは、もうできていて、こちらもようやくビールで乾杯する。
すると佐藤利明さんが来て「なぜ来なかったんだ!」とエノケンと二村定一の『チヤッキリ金太・後編』の映像をスマフォで見せてくれる。
東宝には、いい加減な「前後編」しかないが、極秘に所有されているとのことで、どうかして公開してほしいと思う。
私は、塚田さんと今秋に出す、東宝航空教育資料製作所関連の新著と関連映像について話す。
これも極秘なので、公開までは出せない話なのだが。
今回は、全国小津安二郎ネットワークの方が、入会後最初の会合で、言わば名刺代わりだったので、出ざるを得なかったのだ。
この次は、必ず行きますから。昨日もチケットは予め買って持っていたのですから。