「3月は、31日ではなく、50日までありますから・・・」と聞いたのは、
1989年12月末に、パシフィコ横浜から横浜市総務局国際室に異動した時だった。
1989年度の国際室の調査事業で、2本も委託業者も決まっていないものがあり、
「指田課長、すぐに業者を決めて事業を始めてください!」と言われ、
驚いて、担当の荒木田百合さんに聞くと、
「各年度事業は、3月31日ではなく、5月31日までにできれば良いんです」と平然と返された。
その度胸には、大変に驚いたものだ。
正月になってから、2社の委託業者を決めて、いろいろバタバタと調査をやり、最後は、業者が持ってきた下手な作文を、ほとんど私が改作して5月上旬に無事「報告書」を作って終わった。
当時は、「出納閉鎖期間」というものがあり、各年度の事業は5月末に終了すればよいとなっていたのだ。
その後、すべてがPC化されたので、今はこんなことはできないのだろうが。
ともかく荒木田さんの度胸には驚いたものだ。