桜の映画と言えば、鈴木清順の名作『けんかえれじい』で高橋英樹が、浅野順子と見に行く夜桜も大変に美しい。
浅野順子は、可愛いかった割に映画に出ていないと思っていたら、実は結構出ている。
それも大映京都の時代劇である。
浅野寿々子 1957.07.30 十七才の抵抗 日活 ... 可奈子の幼少時代 1958.11.15 赤胴鈴之助 黒雲谷の雷人 大映京都 ... しのぶ 1958.12.21 赤胴鈴之助 どくろ団退治 大映京都 ... しのぶ 1959.11.22 薄桜記 大映京都市川雷蔵の代表作で、森一生の映画『薄桜記』で、堀部安兵衛の勝新太郎と婚姻を結ぶ少女が、浅野順子なのである。
当時は、まだ十代のはずだが、かわいかったので、わざわざ大映京都までよばれて演じたのだ。
本当に大橋巨泉に見込まれて結婚引退してまったのは、実に残念なことだったが。