すでに期日前投票も始まっているが、投票には不正とされ、無効となるものがあるが、それはなぜだろうか。
多事記載と持ち帰り票である。
多事記載は比較的簡単で、数字、アルファベット等を記載した票を無効とするものだが、これはなぜか。
もし、買収等をした時、「投票時に決められた数字やアルファベットを書いて来い」としておく。
候補者を出した陣営は、開票立会人を出せるので、彼は票を点検し、記載された多事を確認し、自軍に投票した、しなかったかを確認する。
持ち帰り票は、究極の選挙違反とされるもの。
これは少し複雑で、しかも投票立会人の協力が必要である。
最初に投票者は、記載した票を投票するふりをして、それを持ってきて、投票所の外に出てしまう。
彼は、自派の人間が来たら、「この用紙を入れてこい、その代わりにお前が書いた票を持ってこい」とする。
この循環を繰り返すと、自軍の票を全部確認できる。ただし、どこかで2票入れないと、最後の票は余ってしまうが。
これは、投票立会人の協力が必要なので、猪瀬前都知事に5,000万円上げた、徳田虎雄と保岡の鹿児島のような、地方でないとできないやり方である。
こうした多事記載等の選挙違反は、大都市では不可能な方法であることは間違いない。