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Channel: 指田文夫の「さすらい日乗」
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自民党は、昔とまったく変わっていない。

2013年1月に私は、次のように書いた。 地方と都会の議員の差 2013年01月07日 | 政治 多分横浜市会の第26代目の議長だった鈴木喜一先生から聞いた話だと思うが、大都市から選出された議員よりも、地方から出た議員の方が中央政界で出世しやすく、大臣や総理大臣になりやすいのだそうだ。これは、勿論自民党の議員の話である。...

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『出所祝い』

1971年に、映画『御用金』のヒットを得て作られた、フジテレビ、東京映画の作品、主演は仲代達矢で、安藤昇、丹波哲郎、江波杏子らによるヤクザ映画の大作である。...

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『鼠小僧次郎吉』

今回の三隅研二特集で、見たかったものの一つで、1965年の大映京都作品。                            テレビの『赤穂浪士』で人気になった林与一主演作で、ネズミと商家主人の二役を演じ、相手役は当時大映唯一の清純派人気女優だった姿美千子。 これは、テレビの深夜放送で、佐藤信が見てアングラ劇の『鼠小僧』を思いついたというものだが、見ていて期待ほど面白くなかった。...

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口利きについて①

甘利明前大臣の辞任で、政治家の口利きが話題になっている。 私も、横浜市に40年間いて、議員からの口利きを経験したことが二度ある。 一回は、以前2014年5月1日にも書いた、 「中区根岸の日本赤十字病院があった土地は、我々のものだ」と言って来た話の時で、南区の公明党の議員から、 「話を聞いてやってくれ」と言われ、市会事務局の控室に呼び出された。...

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清原の異常な肉体改造

元プロ野球選手の清原和博が、覚せい剤使用、保持で逮捕された。                 私は、昔から清原が大嫌いだったが、私の知人の女性は、 「いつも今セックスしてきました、という顔をしているわね・・・」と言っていた。 広岡達朗は、清原について 「上半身ばかり鍛えているのは間違いですよ」とよく言っていた。...

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『氷の花火 山口小夜子』

ほとんど期待せずに、伊勢佐木町の横浜ニューテアトルに行き、この山口小夜子についてのドキュメンタリーを見ると非常に面白かった。 彼女が、西欧で日本人のモデルとして認められたのは、もちろんオリエンタリズムだが、それを逆輸入してモデルとして打ち出した資生堂はやはりすごい。 当時、化粧品メーカーのモデルは、みな白人の西洋人であり、美は西洋から来るものだった。...

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『座頭市・地獄旅』

館山から三崎への渡し船の渡り板から足を踏み外しそうになった座頭市は、浪人の成田三樹夫に救われる。                         船が出ると、そこに勝新を狙うやくざの戸浦六宏、さらに小姓姿の女林千鶴などがやってくる。...

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口利きについて②

議員による「口利き」で、たぶん一番多いのは、大学や企業への入学、入社だろう。 私も、横浜市の外郭団体にいたとき、職員の募集をやり、300人くらい応募があった。そのとき、当時市長室長だった中山君を通して、「高秀市長の知り合いの娘が受験しているのでよろしく」との電話があった。...

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『哀しい気分でジョーク』の横浜ドリームランド

以前もDVDで見て、 「これは」と思ったが、京浜蒲田のビデオ安売り店で280円で買ってきたビデオで確認すると、やはり横浜ドリームランドだった。                       作品の真ん中あたりで、自分の子供と一緒で、息子が指揮をする中学のコーラスのシーンである。...

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口利き③

議員への口利きと言えば、その見返りの「賄賂」であるが、40年間の市役所生活で、幸か不幸か賄賂をもらったことはない。 ただ、金銭を使った場面に遭遇したことはある。 港湾局でポートセールス担当係長の時、横浜市港湾局長を代表に、業界関係者20人を引き連れてアメリカ東海岸に行った。 ニューヨーク、ボルチモア、ニューオーリンズ港を回るため、成田空港からニューヨークのケネディ空港に着いた。...

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『喜劇・黄綬褒章』

1973年に東京映画で作られた森繁久彌主演の作品、彼が紳士姿で出て来て喫茶店でコーヒーを飲み、会社に入るが、次は作業服姿になる。 清掃事業の会社、し尿収集の会社、簡単に言えば「おわいや」で、森繁はそこのベテラン職員なのだ。                  相棒は青空千夜で、係長は佐山俊二、やくざのチンピラで左とん平が出るなど、喜劇人が多いが、森繁の力だろう。...

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『実録・阿部定』

ユーロスペースの北欧映画祭で『むかし、むかし』を見ようと3階に行くが超満員で、全席売り切れとのことで、1階上がって田中登特集を見る。                     『実録・阿部定』は、1975年の公開時に見て、「これはすごい」と思った。...

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『恋人たち』

「キネマ旬報」の昨年の日本映画ベストワンだというので、横浜シネマリンに見に行く。 予想通り、「夢も希望もない」作品だった。別に悪い映画ではないが、こういうものをベスト・ワンにしてよいのかね、と思う。                                                   もし、若者が、ベスト・ワンだと聞いて見にきたら、驚愕し、二度と日本映画を見なくなくなるのではないか。...

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『グッバイ・ベルイマン』

先日は満員ではいれなかったので、昼過ぎに行くが60番代だった。 食事後に、喫茶店で休んで行く。                                           「グッバイ」の題名だが、むしろ「ハロー・ベルイマン」で、彼の生涯と作品の多くの監督等のインタビューによる紹介である。...

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『あじさいの歌』と『春の夜の出来事』

神保町シアターで、『あじさいの歌』と『春の夜の出来事』を見る。                 『あじさいの歌』は、昔川崎の銀星座で見ているが、今回見てみて「これは石原裕次郎・芦川いづみの映画ではなく、東野英治郎・轟夕起子の映画ではないか」と思えてきた。 偶然出会った、裕次郎は大富豪の東野英治郎の大邸宅に行き、芦川いづみと知り合う。...

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『母べえ』

私の知り合いで、この映画の原作者の野上照代を大変に嫌いな人がいる。普通の元公務員で、彼女になにも関係はないが、「話し方が偉そうで嫌だ」というのだ。 確かにそうしたところはあるだろうが、それは彼女の責任ではなく、野上女史を偉くしてしまった周辺の問題である。 今や、彼女は「世界の巨匠」の側近の数少ない生き残りでは仕方はないが。...

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川津祐介が演じた森新太郎と宮崎謙介

アマゾンで買った関川秀雄監督の『いれずみ無残』という無残な出来の映画を見ていた。                    これは羽衣の女という彫物を持つクラブのマダムの荒井千津子と、弁天小僧の刺青の川津祐介が出会い、あたかも二つの刺青が呼び合うようにくっ付いたり離れたりする映画である。 そこに、荒井を慕うズベ公の松岡きっ子が出て来て、荒井とのレスビアンになるという作品である。...

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大駱駝艦公演『クレイジー・キャメル』

日本の芸術、文化の世界で、最も異常なことの一つに舞踏がある。舞踏は、基本的にマイナーのまま、世界的にはメジャーになってしまったという稀有な例である。 以前、大野一雄さんの公演について、横浜市のある幹部は、 「あんなおじいさんが、おばあさんのように白塗りしてわけのわからない踊りをしているのが、なんで芸術なのかね、気持ち悪いだけではないかね」と言った。...

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2本のリアリズム映画 『七人の刑事・終着駅の女』『東京湾』

日曜日は、ラピュタで2本のリアリズムの刑事ものを見た。1965年日活の『七人の刑事・終着駅の女』と1962年松竹の『東京湾』...

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サイレント映画2本 『海援隊快撃』『天保泥絵草紙』

強い風の中、湘南新宿ラインで横浜から阿佐ヶ谷に行き、モーニングショーを見る。 坂本頼光の活弁、宮澤やすみの三味線で2本のサイレント映画『海援隊快撃』『天保泥絵草紙』を見る。 『海援隊快撃』は、言うまでもなく坂本竜馬で、月形龍之介が主演した朝日映画聯盟の作品、監督は志波西果という方。 名前は聞いたことがあるが、作品を見るのは初めて。...

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