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Channel: 指田文夫の「さすらい日乗」
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『忍者秘帳・梟の城』

今回の東映特集で見たかったものの1本、理由は、同じ原作で1999年には、篠田昌浩が真田広之主演で作っているからだ。 篠田作品は、必ずしも評価は高くなかったが、完全な娯楽作品として作られたこれはどうかと思ったのだ。...

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意外な僅差の原因は・・・

大阪都構想の住民投票が、実施され僅差だったが、反対多数で否決された。投票前は、数パーセントの差で反対が上回ると予想されていたので、僅差はむしろ意外な結果だったと思う。 このように賛成が大きく追い上げたのは、テレビ等で大宣伝したことや、全国から運動員を投入したことがあるのだろう。 だが、ここで思いだしたのは、昔々、横浜市西区の市会議員で、議長だった鈴木喜一さんが言った言葉である。...

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『映画の荒野を走れ』 伊地知啓 インスクリプト

伊地知啓は、日活がロマンポルノになって多くの名作をプロデュースし、1977年に退社してキティで、これまた話題作を作って来た。 特に相米慎二の作品は、ほとんどが彼のプロデュースであり、相米を育てたプロデューサーと言って良いだろう。...

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大阪が東京を凌駕していたのは、昭和初期のみではないか

「大阪都市構想」なるかなり無意味な大騒ぎも終了したが、そもそも大阪が、東京を凌駕していたのは、少なくとも近代では昭和初期だけではないかと思う。 所謂関西モダニズムの時代であり、その象徴的な人物は、阪急グループの小林一三である。 近代の歴史で、大阪、神戸等が東京圏を凌駕したのは、昭和初期のみで、その理由の第一は言うまでもなく関東大震災である。...

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大阪都構想の最大の問題点は

その内容について、詳しく知っているわけではないが、大阪都構想の最大の問題点は、大阪市を廃止して、大阪府に統合した後のことがきちんと説明されていなかったからだろうと思う。 二重行政の解消でできた利益をどこに使うのか、ほとんど有効な説明はなかったように思える。...

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『武士道無残』

1960年、松竹大船のヌーベルバークに応じて、京都でも出たヌーベルバーク的時代劇。監督の森川英太郎は、高校時代に大島渚の同級生だったこともあり、大島自身がヌーベルバークの機運の中で、監督になったと言っているが、確かに観念的なところはよく似ている。 江戸時代のことで、主君が亡くなった時、殉死が讃えられていた時代のこととのタイトルが出る。...

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選挙の投票数の数え直し

先日の統一地方選の相模原市市議会議員の選挙で、投票の再点検があり、無効票に入れられていたものが、落選候補のものと分かったとあった。 これで、按分比例で、0.6票差だった落選候補に1票が入り、最下位当選者と逆転となる可能性が出て来たのである。 これは、まだ選挙会、すなわち選挙管理委員会をやり直さないと最終的な結論は出ないが、出てもさらに裁判になると思う。...

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神奈川県立図書館用地はいくらでもあるに違いない

先日、以下の陳情書を県議会議長に出したところ、事務局から受理した旨の電話があった。 内容については、勿論変えないが、字句について当用漢字に直すので、了承してほしいとのこと。 しかし、先日用があって保土ヶ谷駅東口を通ると、ここにあった県の保土ヶ谷税務事務所が閉鎖されていた。 調べると中区山下町の中県税務事務所に統合されたとのこと。...

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『地獄のオルフェウス』

中央図書館に行って、雑誌を寄贈しようと思い、途中で「もしかしたら、今日は芝居では」と思い、家に戻ってチケットを持って渋谷に向かう。 ギリギリだったが、開幕に間に合う。立ち見までいるのは、三浦春馬の人気の性なのか。 一部では良くないとの評判もあったが、私は結構面白かった。批評が低いのは、テネシー・ウィリアムズへの誤解から来ていると思う。...

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『あなたと共に』

1955年、松竹のメロドラマ、監督大庭秀雄、主演は佐田啓二、岸恵子で、名作『君の名は』のトリオだが、岸の恋人役は佐田ではなく、高橋貞二である。                       原作は水木洋子で、「こんなものを書いていたの」と言う感じだが、ラジオの連続ドラマでもあったようで、津村謙の主題歌は記憶にある。...

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扇田昭彦 死去

演劇評論家の扇田昭彦が亡くなられたそうだ、74歳とは若い。                                     彼が1960年代後半から、朝日新聞の夕刊に書いていた演劇批評は、実に衝撃的なものだった。 大新聞で、唐十郎、寺山修司、鈴木忠治らの「アングラ・小劇場」演劇を積極的に取り上げたのは、彼が最初で、私たちも大きな影響を受けたものだ。...

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アクセス問題は残る 神奈川県立図書館問題

先日の「神奈川の県立図書館を考える会」で、代表の岡本真さんから、県が図書館整備の基本設計の入札情報が公示されたことが報告された。 その内容は、現在の紅葉丘の本館と新館の奥、道路を挟んである、かつては紅葉丘職業訓練校の跡地を利用し、道路の上を空中回廊を作って繋げるものとのこと。...

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『濡れた札束 OL日記』

2011年に亡くなった加藤彰の監督作品で、1974年ロマンポルノ全盛時代の傑作である。 これを見ようと思ったのは、今年宮沢りえ主演で、女性銀行員の犯罪を描いた映画『紙の月』が話題となっているからで、 「それよりも加藤彰作品の方が上だろう」と思っていたからである。 41年ぶりに見たが、やはり凄いと思った。...

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横須賀汐入の木村さんへ

汐入の木村和彦さん、至急ご連絡ください。 お知恵を借りたいことができましたので。 どうぞよろしくお願いいたします。 アドレスは、yoshinocho@jcom.home.ne.jp です。  

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『アンコールワット・美しき哀愁』

どうしてこのような作品ができたのか、非常に不思議な作品である。1958年3月、東宝の傍系会社だった連合映画で製作されたもので、脚本・ 監督は渡辺邦男、主人公は池部良と安西響子、山口淑子、作品はすべてカンボジアのプノンペンとアンコールワットが舞台になっている。 戦中期のエキゾシズム映画と同じと言っても、特にこの時期にカンボジアとの友好をテーマにする意義があったとは思えない。...

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『裸の町』

1957年、久松静児監督で作られた東京映画作品、主演は森繁久弥、池部良、志村喬。 戦前に真船豊の戯曲として書かれて上演され、内田吐夢の監督でも作られたことがあるが、これはフィルムがないとのこと。...

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照ノ富士 優勝

                                          関脇の照ノ富士が優勝した。千秋楽でも落ち着いて魁聖を寄り切った取り口といい、勝負度胸もあり、大いに期待できそうだ。 近いうちに大関、横綱になるにちがいない。ともかく馬力があって若いのだから、白鳳への唯一の対抗馬になるだろう。...

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6月20日に大岡地区センターで「美空ひばり」をします

来月6月20日(土)に、南区大岡の大岡地区センターで、J・ポップの源流としての美空ひばりをします。 俗に「演歌の女王」と言われる美空ひばりですが、本当はそうではなく、現在の日本のポピュラー音楽の源流であるとの位置づけで、音楽の他、映像等も見ますので、お時間のある方は是非。  問い合わせ 045-743-2411 南区大岡1-14-1 参加費 300円                       

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『昭和史の決定的瞬間』 坂野潤治 ちくま新書

歴史に決定的瞬間はもちろんあるが、それは普通は、その時とは分からずに通過してしまい、後のなってあの時が、実はターニングポイントの重大な時だったと思うものである。                                               著者の坂野潤治は、昭和史のその時を、昭和12年(1937年)の2月だとしている。...

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久しぶりに聞いた言葉 「われめちゃん」

毎月、最終火曜日に黄金町のたけうま書房で行われている、田口史人さんの「レコード寄席」、昨日は「教育レコード」だった。 最初は、世界文化社や講談社が出したという、訪問販売の「音楽教育レコード」 田口さんの推測では、1960年代に百科事典の訪問販売とセットで売られたのではないか、EP盤で、毎月送られてくるもので、高価な事典よりは、安いと言って売ったのではないかとのこと。...

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