今日、11月4日は、1979年に広島が近鉄を破って日本一になった「江夏の21球」の日だそうだ。
このとき、実は私は、知人の紹介でお見合いをしていた。
北鎌倉であって食事したのち、鎌倉に歩いていき、喫茶店等でお話をした。
横浜の南部の区に住むお医者の娘で、大変にまじめな女性で、高校の先生だった。大学では、明治時代の未来戦記などを研究したとのことで、その頃は県立高校で日本史を教えられていた。
非常に良い話だったと思ったのだが、結局はお断りすることにしてしまった。
理由は、非常にくだらないのだが、この日の日本シリーズの経過が気になって仕方がなかったからだ。
当時は、スマ・フォもなかったが、多くの店で日本シリーズ第七戦を放送していたので、経過は知っていたのだ。
そして、駅で別れて、すぐに電気店に行き、テレビで中継を見たのだ。
ちょうど9回裏で、江夏の21球の場面で、最後は石渡の三振で広島の日本一が決まったのだ。