これも私が入る前に起きた事件で、1971年秋の市会でのこと。
当時は、議場にはなかったが、委員会室の席には灰皿が置いてあり、議員はタバコを吸っていた。
だから、灰皿とお茶を出すために、常任委員会では、その局の庶務の女性が来て、お茶出しと灰皿の洗浄をやっていた。
その議会では、金沢地先埋立事業の計画と補正予算が提案されていた。
与党の社会党、さらに自民党、公明は賛成で、反対は共産党と民社党だった。
なぜ、民社が反対だったのかは、金沢区に民社の議員がいたからだと思うが、それよりも飛鳥田市政下で、
「よそ者扱い」されていたからだろうと思う。
その常任委員会での議案の採決の歳に、灰皿が飛んだと言うのだ。
私の知る限り、横浜市の市議会でこうした直接的な反対行動が起きたのは、このときだけだったと思う。