横浜市に40年いて、いろいろな事業に参加したが、一番変な事業は、この「社会を明るくする運動」だと思う。
変なというのは、実態がほとんど存在しないからだ。
主催は、本来法務省だが、主催ではなく、主唱と言っていて、金もなにも出ない。
要は、地方が勝手にやれと言うので、法務省がやるのは、イメージ・ガールを決めポスターを配布してくるくらい。
いずれ売れるかもしれない三流のアイドルがイメージ・ガールになるものだった。
法務省は、一番金のない省庁だそうで、本当に何も予算がない。
区役所の予算、事業でやることになる。
たいていは、地域か区で講演会をやって終わりというものだった。
ただ、良く考えると、小学生のころ、夏休みに納涼映画会というのが学校であったが、多分これは「運動」の一環だったのではないかと思う。
私が見て憶えているのは、美空ひばり主演の『たけくらべ』であるが、これは五所平之助監督で、後にビデオで見たが結構いい映画だった。
これは多分、市川染五郎が出た最初の映画だと思うが、ひばりの相手役は、彼ではなく北原隆である。
変なというのは、実態がほとんど存在しないからだ。
主催は、本来法務省だが、主催ではなく、主唱と言っていて、金もなにも出ない。
要は、地方が勝手にやれと言うので、法務省がやるのは、イメージ・ガールを決めポスターを配布してくるくらい。
いずれ売れるかもしれない三流のアイドルがイメージ・ガールになるものだった。
法務省は、一番金のない省庁だそうで、本当に何も予算がない。
区役所の予算、事業でやることになる。
たいていは、地域か区で講演会をやって終わりというものだった。
ただ、良く考えると、小学生のころ、夏休みに納涼映画会というのが学校であったが、多分これは「運動」の一環だったのではないかと思う。
私が見て憶えているのは、美空ひばり主演の『たけくらべ』であるが、これは五所平之助監督で、後にビデオで見たが結構いい映画だった。
これは多分、市川染五郎が出た最初の映画だと思うが、ひばりの相手役は、彼ではなく北原隆である。