小池百合子の希望の党の、綱領いや、ただのスローガンにすぎないと思うが、改革保守だそうだ。
どう考えても、普通は改革と保守は、相反する概念である。
あえて好意的に解釈すれば、経済政策は新自由主義的改革、政治的には右よりの保守ということになるのだろう。
だが、その前に寛容な、という形容が付いているのだから、さらによくわからなくなる。
一つだけ、さすがと思ったのは、若狭勝が言った「一院制」は止めたことである。
一院制は、憲法改正が必須で、参議院議員は、全員反対するので、絶対にできないのだから。
元検事でありながら、この程度のことも理解できないとは、若狭勝というのは、本当に法律を勉強したのかね、と言いたくなる。
三島由紀夫ではないが、一番つまらないのが行政法なので、みな勉強しないものだそうだが。
小池百合子は、月曜日の結党会見で、「今まで若狭勝、細野豪志さんが検討してきましたが、私がこれをリセットして・・」と言った。
これは、「若狭、細野は馬鹿だ」と言ったことで、二人を前に平然と言った小池百合子は、本当にいいタマである。
少なくとも度胸がまったくない安倍晋三とは正反対である。