先日の映画『レミニセンティア』では、総ての曜日を当てられる女性が出てくる。
だが、私の甥に、すべての時代の曜日を当てられる男がいる。
「何年の何月、何日はなに曜日?」と聞くと「はい、なに曜日」と答えられるのだ。
非常に真面目で、いわばオタク的な人間だが、小さいころからカレンダーが好きで、多くの家からカレンダー―をもらって日々眺めていたそうだ。
すると、カレンダーの曜日には、一定の法則があることが分かり、それを利用すれば、その年が、どのカレンダーの形かが特定できれば、あとは全部分かるのだそうだ。
それに閏年年等を入れれば良いのだそうである。
まあ、世の中にはいろんな能力のある人がいるものであるが、その意味では映画『レミニセンティア』は、嘘ではないのだ。